職場に合わない人がいると、仕事に行くことが嫌になったり、辛いなと感じることが多くなりますよね。
ストレスになるような人とは向き合う方法を理解しておくことで、自分の気持ちを整えることができます。
この記事では、職場に合わない人がいる時のストレスとの向き合い方をお伝えしていきます。
この記事の信頼性
- 100名近くの転職を親身に支援してきたプロが監修
- アフィリエイトリンク・ステマは完全排除
- サイト運営元は渋谷にオフィスを構える転職支援専門の株式会社
目次
なぜ、合わない人と感じてしまうのか?
簡単なまとめ
・協調性を感じられない
・気分で言動がころころ変わる
・仕事に自信がありすぎて人の意見を聞かない
・わからないことをわからないままにしておく
一緒に働いている人との関係が良くないと、仕事に対するモチベーションも低下するので、あなた自身の評価が下がることもあります。
職場にいる合わない人との関係にストレスを感じるのは、相性も関係していますが、そのほかにも合わないと感じる理由があるので、以下1つ1つお伝えしていきます。
協調性を感じられない
職種にもよりますが、仕事というのは基本的に個人行動ではうまくいきません。
職場で合わない人と感じる大きな理由は、こうしたコミュニケーションが取りにくいと思った時だといえます。
仕事は個人もしくはチーム、営業所に目標を設けられているため、同じ方法を向いて働くことで成功を成し遂げやすくなるのです。
しかし、周囲との協調性がないタイプの人は一緒に働きにくい…と感じることも多いので、合わない人だと認識されやすいです。
気分で言動が違う
職場だけじゃなく、友人関係でも同じことが言えますが、その日の機嫌で話していることが違うと「合わない人だな…」と感じてしまいます。
機嫌で左右される人の場合、昨日は「OK」と言ったことが今日は「NO」と言い出して、こちらの認識を混乱させるのです。
その人の機嫌が良いと、すごくテンションが高くて仕事の効率も良くなりますし、周囲とのコミュニケーションもしっかりとります。
逆に機嫌が悪いと、あからさまに嫌な態度を取ったり、物言いがキツくなったりします。周囲のことを考えられず、自分のことだけを考えているので、一緒に働いている人は良い気持ちにはなりません。
自信がありすぎて人の意見を聞かない
職場の中には、仕事ができる人・できない人と分かれることも多いです。
本来は、全ての人が一定水準の仕事をしなくてはいけませんし、知識もバラつきがあってはいけません。しかし、職歴や対応している仕事の多さによってはそれぞれの知識の深さに違いが出てくるのは否めないものなのです。
ただ、周囲から「合わない人」と思われやすい人は、自分が「仕事ができる」と思っている傾向があります。
「自分は人より仕事ができるから」と他の人の意見を聞き入れないことが多いのです。
人の意見を聞かない、ということはそれだけ周囲との調和を乱します。
分からないことをそのままにしておく
新しい会社に就職した際に「わからないことは遠慮なく聞いて欲しい」と言われたことがある人は多いでしょう。
仕事の勝手がわからないことはもちろんですが、その他の業務についても「なんとなく」「こんな感じだろう」程度に思って、仕事を進められると重大な失敗につながる可能性が高いからです。
わからないことはそのままにせず、しっかりと確認してしてほしいと思うのは当然のことだといえます。
誰かから質問された時に「多分、こうだと思うけど…」と答える、判断がつかないことに対しても「多分、大丈夫」という感覚で確認することもなく仕事を進めます。
報告・連絡・相談は仕事の基本、と考えられているように、わからないことをわからないままにしておく人が職場にいると、あなた自身は確認した上で仕事を進めたのに失敗してしまうことにつながります。
質問をしない・確認しない癖がついている人は、なかなか直ることはないので、職場に1人でもいると困りますし、合わない人だと感じやすいです。
職場にいる合わない人とのストレスに向き合う8つの方法
ポイント
・とにかく「仕事」と意識をする
・相手の特性をよく理解してリードする
・挨拶はしっかり大きな声で行う
・「この人は合わない人だ」という思い込みをなくす
・ギブアンドテイクを期待しないこと
・楽しいプライベートを維持する
・自分に厳しくしすぎない
・苦手な人より好きな人を増やす努力
職場に1人でも合わない人がいると、かなりストレスを感じるでしょうし、事務的な内容で話さなくてはいけなかったとしても「話にくい…」と落ち込んでしまうものです。
ただ、仕事自体は好きでこのまま継続して仕事を続けたい!と思うのであれば、ある程度ストレスとの向き合い方についてよく理解しておきましょう。
人によって、この方法が良いというのは個人差があるので、いろんな選択肢の中から自分に合った向き合い方を検討してみてください。
とにかく「仕事」と割り切る
職場に合わない人がいる時、心の中でどうしても「楽しくない」「気まずい」と言う気持ちが先に立ってしまうので、「自分がなぜ仕事をしているのか」というのを忘れがちになります。
しかし、その同僚は学校の同級生ではないので、「仕事=給料を稼ぐため」「自分の将来のために今頑張っているのだ」と気持ちを切り替えてください。
相手が気になるのは、自分が意識してしまっているからなので「仕事に集中しよう」「丁寧に働こう」と思っていれば、意外に段々と相手のことが気にならなくなっていきます。
嫌だ、と思っていることは無意識に自分の中で視線が向いてしまいがちなので、気持ちを仕事に集中させることによって、嫌なものにも目が向きません。
相手をよく観察する
合わない人だと思った時、何かしら理由があるはずです。
例えば、せっかちで相性が悪い、仕事への態度がだらしない、仕事はちゃんとするけど言い方がキツい…などいろんな要素があり「苦手…」「合わない」と思います。
友達であれば、もう付き合わなければOKかもしれませんが、仕事上付き合っていかなくてはいけない相手なのであれば、どこかで折り合いをつけていかなくてはいけません。
注意
その場合、無理して相手に合わせることや自分の行動を変えて、付き合い方を変更する人が多いですが、そうなると自分が合わない人のために無理をしていると感じるので、最終のうちはいいですが徐々に気持ちが沈んでしまう可能性もあります。
そこで試してもらいたいのは、相手のことをよく観察することです。
「こういう言い方すると相手からキツい反応が返ってくる」「こういう行動をすると何かと嫌な雰囲気を出してくる…」など、相手を観察すること
相手の先を行っていることによって、自分の気持ちにも余裕が生まれます。
挨拶はしっかり大きな声で行う
挨拶は仕事以外でも、基本となる行為です。
この部分ができていないと、どれだけ仕事ができる人でも社内での評価は高くなりません。
普段は挨拶ができたとしても、合わないと思う人に挨拶するのはちょっと抵抗感がある…と思う人は多いです。
確かに、合わない人に挨拶しても自分にとってメリットを感じないでしょうが、挨拶をしない方が「あの人って失礼だ」「他の人にはするくせに」など、ますます相性が悪くなる可能性があります。
合う合わない関係なく、挨拶は日々の基本行動として意識し、平等にしましょう。
挨拶をしても、相手に伝わらなければ意味がないので、大きな声で相手が気付くようにすることで、自分の中で「ちゃんと挨拶をした」と考えることができます。
挨拶さえしておけば、あとは仕事に集中するだけでもOKと思って、「おはようございます」「お疲れさまでした」の2つはきちんとしてください。
「この人は合わない人だ」という思い込みをなくす
人間は不思議なもので、好き・嫌いのどちらかの感情を抱くようになると、相手が何をしようと抱いている感情のまま思うものです。
極端にいえば、好きな人と嫌いな人が全く同じ行動をとったとしても好きな人なら良い印象、嫌いな人なら悪い印象になるのです。
職場にいる合わない人に関しても同様で、何か一度「この人とは合わない!」と感じる出来事がある心の中に「合わない」という印象が強く残り、何をしようと嫌な気分にしかならなくなってしまいます。
いわゆる思い込み現象が起きるため、自分でどんどん過ごしにくい職場を作っていっているといえます。
無意識に選別してしまっているので、自分ではなかなか気付きにくいですが、もう少し冷静に相手を見るようにしてみた時に、本当に嫌な人なのか合わない人なのかを見極められるものです。
ギブアンドテイクを期待しないこと
人は、自分がして「あげた」ことに対しての「見返り」を自然に求めています。
したがって、自分が相手の仕事を手伝ってあげた、話をしようとしてあげた、といった細かな部分でも自分なりに「○○してあげた」という感覚を持つのです。
「自分と合わない」と感じた理由は、ギブアンドテイクを期待しすぎて自分の思うように物事が運ばなかったせいでもあるでしょう。
相手に対しての期待値が高いと、差が出た時に気持ちの処理が追いつかず、逆に「苦手、嫌い」といった意識に変化するのです。
このようなストレスから避けるためには、基本的に相手への期待はしないこと、自分がしたいと思ってしたことに対しては「してあげた」と思わないようにすることだといえます。
楽しいプライベートを維持する
社会人の中には、日々自宅と勤務先の行ったり来たりで疲れている人も多いです。
仕事が大好きで、職場にいる自分が最も好き!と思っているのであれば別ですが、「現実的にプライベートが充実していない」と心のどこかで感じているとストレスもすごく溜まります。
職場に合わない人がいるというだけでも相当なストレスを感じるものですが、プライベートによりどころや楽しみがない場合は、一層ストレスを溜め込んでしまうものなので、オンオフのメリハリをしっかりと行うことで仕事のストレスと向き合うのが大切です。
ストレスが多い状況だと、仕事をしていなくても合わない人のことを考えてしまうこともあるため、プライベートは重要なんだと考えてみましょう。
自分に厳しくしすぎない
自分に厳しい人は他者への期待値も高くなりやすいので、気持ちが自然と落ち込みやすい傾向があります。
仕事に対してストイックな感情を持っている人に限って、職場で「この人とは合わない」と思いがちで、敵を作りやすいものです。
職場は遊びに行っているわけではないので、当然きちんと向き合わなければいけないとは思いますが、自分に厳しすぎると疲れてしまい、ストレスを溜め込みやすくなります。
さらに、職場の人への目も厳しくなりやすいため、合わないと思いがちです。
もう少し自分に優しくできれば、他人への許容も広くなり、合わない人が減っていくでしょう。
苦手な人より好きな人を増やす努力
仕事をしていると、ついつい誰かのミスやうっかりに対してイライラしてしまいがちになります。
自分もミスやうっかりはするものですが、他人がすると気になる人が多いです。
同じ仕事を何年も続けていると、自分自身の仕事のスキルは向上していきますが、新しく入社した人やなかなか仕事をものにできない人を見ると「あーイライラする!」「合わない!」と見限ってしまうものです。
合わない人が1人いると仕事もつまらな苦なる傾向があります。
しかし、苦手な人のことを考えるよりも他にも従業員はいるわけですから、好きな人・尊敬できる人を社内で増やす努力をしましょう。
好感の持てる人を多く感じ取ることによって、仕事のストレスも軽減されるので「嫌い」よりも「好き」を増やすことを意識してみてください。
まとめ
(画像)
今回のまとめ
「なぜ、合わない人と感じてしまうのか?」
・協調性を感じられない
・気分で言動が違う
・仕事に自信がありすぎて人の意見を聞かない
・わからないことをわからないままにしておく
「職場の人と合わなくなる人の特徴」
・決めつけを持ちがち
・周囲に対しての興味が薄い
・人との会話が苦手
「職場にいる合わない人とのストレスに向き合う8つの方法」
・とにかく「仕事」と意識をする
・相手の特性をよく理解してリードする
・挨拶はしっかり大きな声で行う
・「この人は合わない人だ」という思い込みをなくす
・ギブアンドテイクを期待しないこと
・楽しいプライベートを維持する
・自分に厳しくしすぎない
・苦手な人より好きな人を増やす努力
(最後に)合わない人のことで悩む必要はない
今回は、職場に合わない人がいる場合のストレスとの向き合い方をご紹介しました。
会社なので、全員と気が合うわけではありませんし、中にはどうしても相容れないような人が在籍していることも多いです。
そのような場合に、無視をし続けるわけにもいかないのでなんとか自分の中で折り合いをつけましょう。
合わない人のことで悩む必要はないのです。
同じ会社に長く勤めることで自分のキャリア形成につながっていくので、心と体に負担がかからない程度に頑張ってみることも1つの方法ですし、難しければ転職も視野に入れてみましょう。
SPACE JOBでは、その人に合った職場に就けるよう全面的なサポートが可能です。今の自分の状況について不安や悩みがあれば、ぜひ当社SPACE JOBへご相談下さいませ。
誘導ボタン